内臓脂肪は悪とは限らない。免疫細胞も作られる。
実態調査からもわかるように「少し太めの人のほうが長生き」という結論は<新たな常識>なるべきです。
世界の医学界では、もはや疑う余地もない学説と思われているからです。
日本では「内臓脂肪はよくない」と一刀両断にされますが、「やや肥満のほうが長生き」と統計データには表れているわけですし、「内臓脂肪から免疫細胞が 作られる」という生理もわかってきています。
とはいえ、脂肪があまりにも多いとなると、話は別です。
例えば、私は見た目には<ちょい太め>くらいですが、中性脂肪は放っておくと2000mgです。
中性脂肪の基準値は30〜149mgとされているので、数値主義の医師からは<危険>と言われます。
私自身はとくに問題ないと思っているのですが、1000mgを超えると急性膵(すい)炎になりやすいと言われたので、最近は薬を飲み始めました。
膵炎はあらゆる病気の中でいちばん痛いと言われ、さすがに考えました。
やはり痛い思いをするのは嫌ですからね、そのための対策です。
まあ、私のように数値が高過ぎるのは問題だとしても、高齢者の方が基準値を多少上回るくらいなら大丈夫だと思います。
本当は「***mg」までなら放っておきなさい、と明言したいところですが、個人差があるので、数値は明言せず、私の例を話すに留めておきます。
ちなみに、私の肌はモチモチでプルンプルン。
女性の編集者などにもうらやましがられます。
たぶんコレステロールや中性脂肪が多いからだと自負しています。
肌がみずみずしいのは脂肪のおかげです。
<水分によるもの>と勘違いしている人がいますが、水分が多いとむくむのです。
女性男性とわず肌のハリなど、美容に必要なのは水分ではなく脂肪です。