兵庫県・城崎温泉にて

2019年冬、兵庫県・城崎温泉で一泊したときのこと。

城崎の冬といえば、なんといってもカニ。

でも、旅館でひとりカニを貪るのはさびしい。

そう思って、旅館は素泊まり、夕食は街のちょっといい鮨屋を予約していきました。

カウンターに座って、カニ寿司を食べて、地酒で一杯。

そんなひとり客は珍しくないのか、まったく頓着されなかったことが嬉しかったです(さすが人気温泉地、ひとり客の扱い方も熟れている……!)。

どうも大人になりすぎてしまった感じがして、私自身はちょっと恥ずかしかったのですが。

でも、最高に楽しかったなあ。

泊食分離の手段も知っておくと、ひとり温泉はずいぶん豊かになります。

※本稿は、『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。


女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(著:永井千晴/幻冬舎)

訪れた温泉は約500湯。
ヒマさえあれば女ひとりで温泉を巡りまくっている「温泉オタク会社員」による温泉偏愛エッセイ!

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