使う場面によってはNGではないことも…
こう書くと、一様に「させていただく」を使ってはいけないと早合点する人もいるでしょうか。
しかし、次のような場面では、絶対にダメとは言い切れません。
目上の人が集まる会などを途中で退席する場面
「恐縮ですが、ここで失礼させていただきます(いたします)」
結婚式の出欠に返信ハガキで答える場面
「出席させていただきます(いたします)」
いずれも許可は不要ですが、許可を得てそうすると見立てているわけです。
つまり、「いたします」でも使えますが、「させていただきます」を使っていけないとまでは言えないのです。何でもかんでも「させていただく」がNGではありません。
他人の「させていただく」に寛容になることも心がけたいですね。