有効な冷え対策

また、かなり寒いと感じる場合は、貼るカイロでお腹と背中をあたためましょう。

お腹にある関元(かんげん)というツボのあたりと、背中の腎兪(じんゆ)というツボのあたりにカイロを貼り、体の表と裏、つまり両側からサンドイッチしてあたためるのがおすすめです。

※関元(かんげん)……おへそからまっすぐ指4本分下にあるツボ。体の元気が集まり、全身をあたためる。
※腎兪(じんゆ)……背中の、ウエストラインの高さの背骨から、左右に指2本分外側にあるツボ。内臓の血液の流れを促し、体全体を元気にする。

『胃腸をあたためると心の不調が消える: 心も体も自然と元気になる食事と暮らし』(著:櫻井大典/Gakken)

また、乾布摩擦(かんぷまさつ)をこまめにするのも冷え対策として有効です。

乾布摩擦といっても洋服を脱ぐ必要はありません。服の上からでいいので、こまめに“手でさする”を繰り返すと、冷え対策になります。