足首を冷やさない服装が、胃腸とメンタルを守ります
無自覚に体を冷やしすぎて、胃腸だけでなく体全体の冷えから、メンタル不調を招いてしまっている人もいます。
胃腸は、冷たい食べ物や飲み物など、体の内側に取り入れるものの影響で冷える可能性が高いのですが、体の外側の服装は全身を冷やす大きな原因になります。
今、メンタルの不調を自覚しているなら、冷やさない服装も意識してみましょう。
冷やさない服装の第一条件は、薄着をしないこと。さらに、上半身よりも下半身を意識して温かくすることが大切です。
特に見逃されがちなのが足首の露出。せっかくダウンジャケットを着ているのに、足首は露出しているという人が、男女を問わず多く見られます。
「首・手首・足首の“3首”を冷やさないように」という話を聞いたことがあるでしょうか。これは、特に中医学が提唱しているものではありません。
ただ、この3首には太い血管が走っていて、さらに経絡(けいらく)という、気や血(けつ)が流れる通路も走っています。
そのため3首が冷えると、冷たくなった血液などが体を巡ることになり、全身が冷えてしまうというのは事実です。
つまり、“3首”をあたためることが、冷やさない服装の重要なポイント。
上半身をモコモコの厚着にしても、裏起毛のパンツをはいていても、生足や短い靴下で足首が露出していたら、どんどん冷えてしまいます。