国側の被告代理人・反町忠男にも注目が

ついに判決を迎えた「原爆裁判」。

判決主文よりも判決理由が先に読まれるという異例の流れに、裁判に集った一同はみな動揺する様子を見せました。中でも、かたい表情を保ちながらも、感情に若干の揺らぎを見せた、国側の被告代理人・反町役の川島潤哉さんの演技にひきこまれた視聴者が多かったようです。

ネットでは「感情が揺らいでいるであろう反町。それを表現する川島さんの演技が本当に素晴らしかった」「この裁判の中で、反町さんもずっと傷ついてきたのだろう」「汐見が読み上げた判決理由は、反町の心の声そのものだったのかも」「反町さんが判決理由を耳にしながら、すごく傷ついてるように見え、一方で安堵してるようにも見えて…」「勝訴した側なのに葛藤した様子も見せながら、判決理由に聞き入っている反町。それも当然、なぜ立法行政はいつまでも貧困なんだと、公然と司法から問われたようなものなのだから」といった声が次々にあがっていました。

朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。

仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを担当。脚本は吉田恵里香さんが、主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。

2024年度前期 連続テレビ小説虎に翼
【放送予定】 毎週月曜~土曜 ●総合 午前8時~8時15分
 ●総合 午後0時45分~1時00分(再)
 ※土曜は一週間を振り返ります
<毎週月曜~金曜>
●BS・BSプレミアム4K 午前7時30分~7時45分 ほか
【 作 】 吉田恵里香
【出演】伊藤沙莉/
 石田ゆり子/岡部たかし/仲野太賀/森田望智/上川周作/
 土居志央梨/桜井ユキ/平岩 紙/ハ・ヨンス/岩田剛典/戸塚純貴/
 松山ケンイチ/小林 薫