ちゃんと謝れば、トラブルの悪化を防げる
発達障害の子どもの中には、衝動性が高い子や、うっかり相手に失礼なことを言ってしまう子がいます。
このような子に、「衝動的に動いちゃダメ!」と教えることも大切ですが、脳の特性ですので、ゼロにすることは難しいものです。
そこで、「今のウソ!」「今、話盛っちゃった!」と、行動の後に謝ったり、訂正したりするフォロースキルを教えておくことも、トラブル予防には効果的です。
特に、フォローの仕方がわからないと、「謝らない/謝れない」という態度を取って、余計に相手と揉めてしまうことがあります。
本人に悪気がないのも事実ですので、すぐに謝ることで、その後のトラブルの悪化を防ぐことができます。
もちろん、謝ることで自己肯定感が低下する子どももいますので、「うっかりミスは誰にでもあるんだよ」と深刻になりすぎないよう伝えることも大切でしょう。