時間は時計とセットで理解が進む

自立には時間の感覚を身につけることが大事です。しかし、時間とはそもそも時刻と時刻の間を指すもの。よって、時刻を示す道具が、まず必要になります。

子どもにとって時間を意識しやすい、代表的な道具は腕時計です。そこで、まずは、腕時計を日頃から装着して、自分の行動にどれだけ時間がかかるのかを、子どもが知ることからがスタートです。

登校時間・友達と何時間遊んだか、映画1本は何分か、駅まで自転車で何分か……。

このように、日頃の行動を腕時計で確認して、かかった時間を知っていくことで、「学校は8時30分に始まる。家から学校までは22分だから、8時に出れば間に合うな」というように、計画的に考えることができるようになります。

また、好きなキャラの腕時計や、かっこいい、かわいい腕時計で、子どもと一緒に選ぶことで、より何度も見るようになり時間を意識しやすくなります。