習慣化の3つの効果とは

さて、習慣化の効果には、大きく分けて3つあります。

(1)成果を出す効果

例えば、エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を使う習慣を身に付けることにより、体力のアップや、体脂肪率の減少に繋がります。

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また、データ整理のよい習慣を身に付けることで、仕事の効率が上がり、同僚とのよいコミュニケーション習慣を身に付けることで、業務が円滑かつクリエイティブに進むというのも、成果に影響します。

よい習慣が、高い成果を安定して出し続けることに貢献してくれます。

(2)コンディションを整える効果

いくら力を持っている人でも、コンディションが整わなければ、高いパフォーマンスを発揮することはできません。

力のあるアスリートが、大舞台で実力を発揮できなかったり、十分な学習環境がない中では、高い成績を残す子どもたちが少なかったりするのと同様です。

例えば、コンディションを整える食事の習慣があれば、長期にわたって安定した成果を発揮できます。

これは、スポーツ選手などに限ったことではなく、現代を生きるビジネスパーソンとして心掛けたいことです。

また、よい心の習慣や、ヨガや深呼吸の習慣などには、ストレスや不安を軽減する効果や、近年深刻化しているうつ病を予防する効果なども期待できます。