「このままじゃまずい」と気づいた出来事
そしてある夜。相変わらずの夜泣きをした娘にミルクをあげ、抱っこもして、子守唄なんかも歌ったりしながら1時間ほどが経過。それでも全然眠る気配のない娘に対して、とんでもなく腹が立ったのです。
疲れと、いつまでも寝てくれない嫌気から、まだ泣いている娘をベビーベッドに寝かせると、そのまま気絶するように眠ってしまいました。
翌朝。泣いたままの娘を放置して眠ってしまったことへの罪悪感に苛まれ(今思えば、そのくらいあるよ、と思うのですが)このままじゃまずいと気づきました。
その後の妻との話し合いで、腹が立った原因は夜泣きをする娘ではなく「明らかに心身の余裕がなくなっている自分たち夫婦」だよね、と話しました。
僕たちの心身が疲れ切ってしまったら、子どもに何かあったとき適切な判断をしてあげられないかもしれない。
親が健康でいられないことこそが子どもにとって一番のリスクなので、子どもが安心安全に育つために、「親が心身ともに健康な状態で子育てできること」を最優先にすることにしました。