『婦人公論』12月号の表紙に登場した原田美枝子さん

 

新しい馬との出会い

そんなとき、ありがたいことに新しい馬との出会いがあり、今年に入ってからは週2日ほど練習しています。

最初はなかなか息が合わなくて大苦戦。でも、最近やっと希望が見えてきました。それに、彼にとって私は《原田美枝子》ではなく、《リンゴやニンジンを持ってきてくれるおばさん》なので、とても気楽でいいんです。

これまでは女として、母として、俳優としてなど、知らず知らずのうちに自分の役割に縛られていました。

それより今は、一つの生命体として与えられた命を無駄にせず、自由に無邪気に生きていきたいなって。我ながら大らかになってきたなぁと思います。


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