入浴は2時間前までに

(4)ゆっくり湯船に浸かる

湯船に張った温かいお湯に浸かれば、全身の血液が循環しやすく、むくみが取れやすくなります。また、体に水圧がかかるので、足のむくみが和らぎます。

ゆっくり浸かれば、余分にたまった水分も汗として出ていきます。体が温まれば、冷えが原因の頻尿や尿もれも改善します。

寝る直前ではなく、2時間前までに入浴しましょう。寝る直前に入浴すると、かえって寝ている間に尿が排出されやすい状態になり、トイレに行きたくなってしまいます。

また、体が少し冷(ひ)えたほうが、寝つきがよくなります。

入浴は少なくとも寝る2時間前までに済ませ、寝る前にトイレで水分を排出する。そうすれば、夜間頻尿を防げます。

※本稿は、『頻尿・尿もれ 自力でできるリセット法』(アスコム)の一部を再編集したものです。


頻尿・尿もれ 自力でできるリセット法』(著:高橋悟/アスコム)

尿トラブルのセルフケアは、「やり方」よりも「回数」こそが最大のポイント。

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