大人の出番が減り楽になる

「尊重しすぎてわがままになるのでは?」という疑問は、子どもの発達段階を理解した上で、大人の「べき思考」を引き算して、「尊重」と「制限」をバランスよく取り入れることで解決できます。

子どもの感情に寄り添いつつ、適切な制限を設けることで、子どもは自立と自律に向かうことができます。

さらには、「尊重」と「制限」をバランス良く保つことで、子どもが安心して自分で考えて行動できるようになるため、巡り巡って私たち大人の出番が減り、「楽」になるということも起きるのです。

 

※本稿は、『詰め込みすぎの毎日が変わる! 子育ての「引き算」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

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