2024年11月29日、東京・帝国劇場にて、堂本光一さん主演のミュージカル『Endless SHOCK』が大千穐楽を迎えました。2000年に産声を上げた『SHOCK』シリーズもついに終幕。1時間を超える長さとなったカーテンコールとその後の取材会を、ライター・上田恵子がレポートします。
ここまで2128回、今年だけで142回のステージに
24年続いた『Endless SHOCK』が大千穐楽を迎え、その歴史に幕を降ろした。最後となるステージを見届けたのは、プラチナチケットを手にした1800人と、全国の映画館でライブビューイングに参加した7万人のファン。まさに「大」千穐楽にふさわしい締めくくりとなった。
今年は4月の帝劇に始まり、大阪・梅田芸術劇場、福岡・博多座と全国を巡り142回を上演してきた同作。カーテンコールにはKAT-TUNの上田竜也さん、ふぉ~ゆ~(福田悠太さん、辰巳雄大さん、越岡裕貴さん、松崎祐介さん)、松尾龍さん、松浦銀志さん、中村麗乃さん、前田美波里さんらカンパニーの面々が登壇。
さらに今年出演したtimeleszの佐藤勝利さん、寺西拓人さん、高田翔さん、原嘉孝さん、林翔太さん、室龍太さん、Wキャストの綺咲愛里さん、島田歌穂さんも駆けつけた。
堂本さんは「2000年に幕をあけて、当時自分は21歳でただの若造でしたけども、そんな自分を信用してくださって、こうして帝劇のステージに立たせていただきました。24年間も毎年この景色を見せていただけたこと、心より感謝を申し上げたいと思います。ここまで2128回、今年だけで142回。もうわけがわからない数字ですよね(笑)」と挨拶し、笑顔を見せた。
ステージにはくす玉が用意され、堂本さんが紐を引くと「光ちゃん お疲れ様でした!」と書かれた垂れ幕が。また、公演数にちなんだ142本の薔薇の花束が渡され、会場から大きな拍手が贈られた。