1994年の『地球ゴージャス会報誌』より寺脇康文さんと岸谷さん(写真提供◎アミューズ)

毎年の暮れに、寺脇さんとチャリティーイベントのAAA(アクト・アゲインスト・エニシング)をなさっていますね。

――はい、チャリティーコンサートを今年は12月1日、日本武道館で開催します。これもスタートから約30年になりますかね。

今回は、パレスチナ・ガザ地区とウクライナ、そして震災被害を受けた能登地方の子供たちのために寄附します。神様が我々に人を楽しませる才能を授けてくださったのなら、それを苦しんでいる人たちのために使わなきゃ、と。ぜひ武道館にいらしてください。

 

岸谷さんは初一念を貫いて、素敵な俳優人生を歩んでいますね。やっぱり舞台が身近にありますか?

――そうですね。子供の時に決めた、生涯追い求めていける仕事と思って探した俳優という職業では、舞台はすぐ隣にいて肩を組んでくれてる感じなんです。僕の俳優人生と並行して一緒に歩いてくれるもの。

映像はポンと離れたところにあって、時々招かれてご褒美でやらせてもらってるような。そんな感じがしますね。(笑)

 

生涯、飽きないものを見つけて、よかったですね。