毎年の暮れに、寺脇さんとチャリティーイベントのAAA(アクト・アゲインスト・エニシング)をなさっていますね。
――はい、チャリティーコンサートを今年は12月1日、日本武道館で開催します。これもスタートから約30年になりますかね。
今回は、パレスチナ・ガザ地区とウクライナ、そして震災被害を受けた能登地方の子供たちのために寄附します。神様が我々に人を楽しませる才能を授けてくださったのなら、それを苦しんでいる人たちのために使わなきゃ、と。ぜひ武道館にいらしてください。
岸谷さんは初一念を貫いて、素敵な俳優人生を歩んでいますね。やっぱり舞台が身近にありますか?
――そうですね。子供の時に決めた、生涯追い求めていける仕事と思って探した俳優という職業では、舞台はすぐ隣にいて肩を組んでくれてる感じなんです。僕の俳優人生と並行して一緒に歩いてくれるもの。
映像はポンと離れたところにあって、時々招かれてご褒美でやらせてもらってるような。そんな感じがしますね。(笑)
生涯、飽きないものを見つけて、よかったですね。