交感神経興奮作用の影響

甲状腺ホルモンは交感神経興奮作用を同時に持っている。

過剰症になると、心拍数の増加や血圧上昇、ほてりや発汗、手の震え、消化管の働きが過剰になることによる下痢など、交感神経の異常な興奮に起因する症状が現れる。

『健康食品で死んではいけない』(著:長村洋一/講談社)

もし甲状腺に異常のない人が甲状腺ホルモンを混入したダイエット健康食品を摂取すれば、ホルモンバランスが乱れてとんでもないことになる。

実際、厚労省のホームページには、甲状腺ホルモン混入による事例が次のように紹介されている。