知っておきたい身体と脳の老化のサイン
まず、身体の老化がどのように進むのかについて見てみましょう。
肉体的な衰え(老化)は、骨と筋肉の状態で判断できます。骨密度は身体の成長が止まったのちも、40代くらいまで数値が変わりません。
20代から40代半ばが数値のピークといえます。その後、中年期になると数値が低下します。女性の場合、閉経が契機となり、急激に骨密度が下がり始めます。
筋肉は瞬発力、柔軟性、握力など身体の運動能力に直結した肉体の組織ですが、20代に成長のピークを迎えると、すぐ衰え始めます。
筋肉の柔軟性は、女性はゆるやかに、男性は急激に失われていきます。成長が止まると同時に老化が始まるのです。