支障が生じてくる70代

70歳以上の平均歩数は4600歩です。50代と60代は、10年刻みだったのですが、そこから上は「70歳以上」と一括りです。なお、別の調査で65〜74歳の平均歩数を調べたものでは、5700歩でした。

日本人の健康寿命は、女性75歳、男性72歳で、70歳を超えたらなにかしら支障が生じます。歯の本数が減りはじめるのもこのころからです。

『いつまでも自分で歩ける100歳足のつくり方』(著:萩原祐介/河出書房新社)

身体的には、運動・歩行時間を増やそうとしても、筋トレをしようとしても、若いときのようには筋肉がつきません。

70代からは杖を使いはじめる人も増えますが、杖を使うと手や肩の痛みを生じることが多く、注意が必要です。そのような場合、足首テーピングが有用です。