(写真提供:Photo AC)
「自律神経を整えたらココロもカラダも調子がよくなって、表情も明るくなって、パフォーマンスもアップする」と話すのは、自律神経の名医・順天堂大学医学部の小林弘幸教授。そこで今回は小林教授の著書『オトナ女子の不調をなくす自律神経整え方BOOK ココロとカラダをお手入れする100のコツ』から一部を抜粋し、<不調をなくす自律神経の整え方のコツ>をお届けします。

足裏をもんで全身のむくみをとる

● 足裏をもむことで、血流の停滞がなくなる

● 血流がスムーズになれば、体の機能はすべてうまくいく

● むくみや冷え症、こりなどの不調も解消する。

キュッと収縮した血管をほぐして全身の巡りをスムーズに

筋肉をもんだりしてこりがとれるのは、筋肉がほぐれるからではなく、筋肉を走っている毛細血管の血流が促されるため、結果としてこりが解消されるのです。足裏のマッサージで全身の調子がよくなるのも同じ。心臓から遠く、もっとも血流が悪くなりやすい足裏をマッサージすることで、毛細血管に生じたうっ血が解消されるのです。

自律神経のリズムが乱れると血行が悪くなり、さまざまな不調につながります。滞りがなくなることによって、栄養の供給と老廃物の排泄がスムーズになり、むくみがとれ、体の機能が正常化。自律神経のバランスも整います。