かまた体操の効果を最大限に引き出す「姿勢」と「呼吸」

正しい姿勢とは、耳からくるぶしまでが一直線になった状態とされています。

かかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部を壁につけて立てますか? 

かまた体操では、この「基本の姿勢」を常に意識します。毎日続ければ、自然と正しい姿勢が身につき、猫背、反り腰、体のゆがみも改善されていきます。

 

『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』より

 

そして、もうひとつ大切なのが、呼吸。必ず鼻から息を吸い、吐くときは鼻からでも口からでもオッケーです。ポイントは、なるべくゆっくり吐き切ること。

「腹式呼吸」と呼ばれるこの呼吸法は、横隔膜を上げたり下げたりするので、副交感神経が優位に働きます。

心身がリラックスし、凝り固まった筋肉も緊張から解放されます。体操中も、できるだけ「腹式呼吸」を意識してください。

 

『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』より