就寝で縮んだ体を伸ばし「腸ひねり」でお腹のガス出し

睡眠中に固まった筋肉をほぐして血流をよくし、体中に血液を行き渡らせるためにも、朝一番のストレッチは欠かせません。

とくに大切なのが、わきの下から腰にかけての、体の横のライン(体側)です。

ここをしっかり伸ばすと、横隔膜や肋間(ろっかん)筋などの「呼吸筋」がほぐれて呼吸が深くなり、自律神経を整える働きがあります。

朝のだるさは自律神経の乱れが原因であることも多いため、朝一番で、しっかり体の横を伸ばしておきましょう。

かまた体操では、手を頭の上で組むときに、ひねりを入れる点もポイント。

この動きによって、二の腕の側面から腰までがピンと張りつめて、しっかりと伸びる効果を実感できます。ただし、難しい場合は普通の組み方でもオッケーです。

 

体側伸ばし『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』より