軟体動物や貝類はタウリンを多く含む

また、イカやタコなどの軟体動物(介類)や、牡蠣、アサリ、ホタテなどの貝類には、魚には微量しか含まれない「老けない栄養素」が多く含まれている。

一つはタウリンだ。タウリンは細胞の浸透圧の調整や酸化を防ぐ役割があるといわれ、コレステロールや中性脂肪の低下作用、糖尿病に対する改善効果などが報告されている。

これも以前、鈴木氏が強くお勧めしてくれた。

「タウリンはサンマやマグロにも含まれますが、100gあたり数百mg程度。対してサザエは約1500mg、牡蠣は約1200mg、ホタテも約1000mgあります。オメガ3と同様、旬の時期は特に含有量が多いといわれます。貧血の予防や視力回復、肝臓の強化にもいいですよ」