それまでの頑張りが評価されない
職場の人員不足のために、いろいろな方が苦しんでいます。
手術後、体調が万全ではなかったのに、慌ただしく仕事に復帰したD子さん(30代前半)もそのひとりでした。
人員不足で入院中の仕事は誰も変わってくれずに溜まったままでしたが、退院したから治ったのだろうと思われる中、体調が悪いと言い出せなかったそうです。
そのうち仕事がどんどん溜まって、にっちもさっちもいかなくなり、昼休みもご飯を食べながらパソコンに向かう日々。
ヘルプの人がチームに入ると聞いて、思わず「やった!」と喜んだら、上司から「お前が仕事の遅れを隠しているのは知っているが、ヘルプはお前のためではない」と言われてしまいました。
D子さんは自分の力が足りないのだと思って情けなく、涙が止まらなかったといいます。もちろん、D子さんが悪いわけでも、力が足りないわけでもありません。
