昼ディナーのために朝メシは炭水化物を減らす
朝メシを減らすといっても、肉やさかな、たまごなどのたんぱく質を減らすのはおすすめしません。朝はたん活にとって大事な時間ですから、たんぱく質を減らしてはいけないのです。
かといって腸活のために食物繊維が豊富な野菜も減らしたくありません。となると、炭水化物を減らすのが理にかなっています。
食をテーマにしたあるドラマで、女性が「タンメンの麺抜き」を注文するシーンがありました。要するに、タンメン味の具だくさん野菜スープです。
お昼にどれくらい食べるかにもよりますが、完全な麺抜きではなく、麺の量を半分にするようなやり方でもよいでしょう。
朝メシがパン派の人は、食パンのスライスを薄くするとよいでしょう。標準的な食パンは1斤が6枚切りですが、それを8枚切りや10枚切りにするのです。パン屋さんで頼めばその枚数に切ってくれますし、スーパーで売っている食パンにも8枚切りや10枚切りのものがあるので、探してみましょう。
※本稿は、『鎌田式 最強のズボラ朝メシ!』(エクスナレッジ)の一部を再編集したものです。
『鎌田式 最強のズボラ朝メシ!』(著:鎌田實/エクスナレッジ)
本書は、朝メシにどんな食材がもっとも適切かつ大切かを、栄養面と調理の簡便さの面から徹底的に調べてまとめたものです。
これがわかれば若い人も1人暮らしの高齢者も、生活が便利になるはずですね。





