今からでも拡張ボタンは押せる

私が月イチで海外に行っていた理由。

それは、「人生いつどうなるかわからない。だから行きたいときに行く」と思ったから。行くか行かないかの選択肢が目の前にあるのなら、今は何をおいてもそれを優先しよう──。その根底にはいつも“自由でありたい”という願いや、“この年でも新しい自分を発見したい”という好奇心がありました。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

たまに相談されるのが、「行きたいけど行けない」という悩みです。

もちろん、物理的に難しいこともあるので無理に行くことはない。でも実際には「行けない」と思い込んでいるだけのパターンも多いのかもしれません。

たとえば「家族を置いていくなんて、母親としてどうなの?」とか「好きなことにお金を使うのは気が引ける」などとモヤモヤする場合。でも結局のところ「行かない選択」をしてモヤモヤしているのは、自分自身なんですよね。やろうと思えば方法はいろいろと考えられる。最初からあきらめていてはもったいないと思うのです。

世間では「50代といえば、そろそろ老い支度を」というのが一般的な感覚かもしれません。メディアを見ていても「年齢とともに暮らしを小さくする」という暮らし方が推奨されていて、どうにも違和感がありました。

私は「いやいや、縮小ボタンを押すのはもっと先でもいいよね。なんなら今から拡張ボタンも押せますよ?」なんて感じていました。