朗らかに生きるコツ

――ダイナマイトな生き方、思想、哲学、朗らかに生きるコツをご指南ください

中園 ダイナマイト?

残間 ダイナミックとか強力なということでしょうか。

大石 ダイナミックも何も私はもう年なので。

残間 そうは見えません。背筋もシャキッと伸びてますし。

中園 お洋服を見ても、いつも隙がないというか完璧ですよね。

大石 人前ではなんとか。でも1人になったらヨレヨレですよ。

残間 今も猫と一緒に暮らしているのですか?

大石 はい。もう15歳ですから、人間だったら80歳くらいの猫と同居中です。その子がいなくなるとホントに一人ぼっち。長生きしてねと言いながら、支え合うようにして暮らしてます。

残間 中園さんはどうですか?

中園 私もヨレヨレです。実は一昨日も酔っぱらってタクシーに乗ろうとしたところ、ドアに思いっきり額をぶつけて痣を作ってしまいまして。そろそろお酒も控えなくちゃと思っているところです。ダイナマイトな生き方に見えるなら、嬉しいというか、ありがたいのですが、現実的には昨日食べた焼き鳥はおいしかったなぁとか、日々の中のささやかなことに喜びを感じながら生きてます。それでいうと気張らないことが朗らかである秘訣でしょうか。

イメージ(写真提供:Photo AC)

残間 そろそろ終わりの時間が近づいて参りました。最後にお二人の今後の執筆について、まだ詳しくは言えないとのことですが、先々まで仕事が決まっているのですよね。仕事があれば寂しくないのでは?

大石 体力的な問題はありますが、仕事をしていれば人とつながっていられるし、夢中になって取り組むことがあるほうが精神的には楽ですね。

中園 私は仕事がないほうが楽しいです(笑)。でも大石さんみたいな方が近くにいてくださると刺激を受けて。だから私は大石さんのおかげで書いているのだと思います。

残間 ということだそうでございます。いろいろなことを伺えて楽しかったです。会場の皆様も堪能していただけたのではないかと思います。今日は本当にありがとうございました。

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