親しい関係性のなかの「確証バイアス」の罠
さみしさの感じ方は、相手との関係性によって大きく異なります。
それは、日常のコミュニケーションや、スキンシップの距離感と似ているかもしれません。
他人から体を触られた場合、自分が相手をどう思っているか、つまり、どのように認知しているかによって、その接触の感じ方が変わってきます。
手を握る、肩に手を乗せるといったちょっとした接触でも、もしあなたがその相手に好意を持っていたなら悪い気はしないでしょう。好きな相手なら、嬉しくなって、自分も相手に触れたいと思うかもしれません。
ところが、まったく好意を持っていない会社の上司や同僚に突然、髪の毛や体の一部を触られたらどう感じるでしょうか?
きっと不快に思い、「セクハラではないか」と疑ってしまうかもしれません。まったく知らない人なら、痴漢行為として憤りを感じることだってあるはずです。
このように、同じ接触でも、相手との関係性や相手に対する感情によって、わたしたちはまったく違うように認知します。
好きな相手から「髪を切ったね」といわれたら嬉しいのに、関係性の薄い人にいわれると不快に感じてしまう、というようなこともあったりします。