世界に向けて発信していくことが求められているのでは
あらためて、日本の伝統文化に流れる和の心は、国境を越え、人と人、文化と文化を柔らかく結びつけ、より豊かな未来への道筋を示してくれる希望の光として、世界の注目を集めています。
私は、着物という日本の伝統文化を伝える仕事をしていて、多くの日本の方が日本の伝統文化に関心が少ないことを残念に感じています。
逆に、日本の中で日本人自身が和の心に反した振る舞いを、年々加速度的に重ねているようにも。
今、この時代を生きる私たち日本人には、その伝統文化に宿る心根を見直し、いま一度身に着けて、世界に向けて発信していくことが、求められているのではないでしょうか。
池田訓之
株式会社和想 代表取締役社長
1962年京都生まれ。1985年同志社大学法学部卒業。インド独立の父マハトマ・ガンジー(弁護士)に憧れて司法試験にチャレンジするも夢かなわず、33歳のときに着物の道へ。着物と向き合うなかで「着物業界のガンジー」になることを決意。05年鳥取市にて株式会社和想(屋号 和想館https://store.wasoukan.com/ )を設立。現在は鳥取・島根にて5店舗の和想館&Cafe186を展開。コロナ禍前には、着物業界初の海外店舗・和想館ロンドン店も営業。メディアや講演会を通じて、日本の「和の心」の伝道をライフワークとして続けている。著書に「君よ知るや着物の国」(幻冬舎)。