クルーズは授賞式に戻って来てくれるだろうか
2025年11月16日、63歳にしてクルーズは初めてオスカー像を手に入れた。
名誉賞を受け取った彼は「映画製作は私の仕事ではなく、私の存在そのものです」(making films is not what I do, it is who I am)と、映画に対するあまりある情熱と愛を12分かけて語った。自分の周りの特定の誰かではなく、自分と関わった人全てのおかげで今があると、彼と働いたことのある人全てにその場で立ち上がるよう要請し、それらの人々を讃えた。
偉大なスターの遅すぎる受賞に、SNSでは「授賞式で授与すべき」との声が上がった。イーサン・ホークは「彼はここからの20年であと4つくらい受賞するさ」と語ったと言われるが、今回の受賞をきっかけに、クルーズは授賞式に戻って来てくれるだろうか。
※本稿は、『トム・クルーズの真髄 40年間トップに立ち続ける理由』(星海社)の一部を再編集したものです。
『トム・クルーズの真髄 40年間トップに立ち続ける理由』(著:メラニー/星海社)
本書は、トム・クルーズの「俳優としての卓越性」「ビジネスマンとしてのプロフェッショナリズム」「人間性」という3つを軸として、29年間映画業界に従事し、片時も目が離せない対象としてその存在を追い続けてきた著者が、40年間トップの座に君臨し続けるトム・クルーズの真髄に迫ります。




