好調な時こそ危機感を持つ

もう一つ大きなターニングポイントになったのは、6年前に結婚して息子が生まれたことです。今は、オフの日に家族と公園で遊んだり、虫捕りをしたりしている時が一番幸せ。妻には本当に助けられています。

妻は僕が主宰する劇団に所属する俳優で、役作りから服選びまですべて相談しますし、そのおかげで人生がいい方向に向かっている気がするんです。

子育ての経験も僕を変えてくれました。もともと僕には短気なところがあって、些細なことでイライラしたり、黙っているだけで「怒ってる?」と怖がられたり。息子と接していても、自分の思い通りに動いてくれないと、つい不機嫌になっていました。

でもそのたびに、親として成長しなきゃいけないな、と感じて。できるだけ自分の感情をコントロールしながら息子と会話するようになり、近頃はいろんな人に、「実は優しい人なんですね」と言われます。(笑)