よく歩く人は、頭も心も若々しい

実験データからだけではなく、実体験からも歩くことは脳にいいと感じます。それを証明してくれるのが、私が週に一度、筋トレやストレッチを指導している「貯筋サークル茗荷谷」の参加者のみなさんです。

このサークルには、50代から90歳近い方まで幅広い年代の方が参加されています。なかには、80歳を過ぎても毎週欠かさず、1時間半もかけて通ってくる方も。歩くことも、電車に乗ることもまったく苦にならないそうです。

「サークルに参加してから以前より歩くことが多くなった」

「散歩が日課になった」

という方もたくさんいらっしゃいます。そんなみなさんの姿を見ると、私も「もっとがんばらなくちゃ」と、励みになります。

それから、彼女たちと接して感じているのは、とにかく頭が冴えているということ!話題も豊富で、「次はあれがしたい、これがしたい」と、やりたいことがいっぱいで、“女子トーク”に花を咲かせています。この女子トークが楽しみで通っているという方もいらっしゃるほど。みなさん、いつも前向きで、日々の暮らしを楽しんでいます。

よく歩く人は、頭も心も若々しい。

あなたの周りにも、そんな方がいませんか? あるいは、あなた自身がそうかもしれませんね。

※本稿は、『ボケない散歩 83歳、健康を研究する教授の習慣』(アスコム)の一部を再編集したものです。

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ボケない散歩 83歳、健康を研究する教授の習慣』(著:石田良恵/アスコム)

すぐに疲れてしまう、ひざが痛い、気力が続かない。

つまり、歩きたいけど、歩けない―。

シニアならではのこんなお悩みに、健康増進の研究をしてきた83歳の名誉教授が答えます。