(写真提供:Photo AC)
83歳の保健学博士・石田良恵先生は、健康教室の講師の仕事や地方出張などを積極的にこなされています。そんな石田先生が、シニアの健康のためにおすすめするのが、誰でも気軽に取り組める「ボケない散歩」です。そこで今回は、石田先生の著書『ボケない散歩 83歳、健康を研究する教授の習慣』から抜粋し、再編集してお届けします。

いくつになっても日々を前向きに過ごしたい

1日15分。花の色を愛でて、鳥のさえずりに耳を澄ます。
五感を使って歩けば頭も心もすっきりしますよ。

私は3人の娘たちがみな独立してしまい、現在一人暮らしなので、身の回りのことは自分でしています。

「できることなら、このままずっとボケずにいたい」

日々こう願っていますが、きっとあなたも私と同じように思っていらっしゃるのではないでしょうか。

年齢を重ねても、頭はクリアなままでいたい。興味のあることを見つけては調べたり、友人と楽しく会話をしたり──。

そんなふうに、いくつになっても日々を前向きに過ごしたいと思っています。

ありがたいことに、私は今も仕事を続けられていますし、日々の暮らしの中でいろいろなことに興味を持ち、何事にも積極的に取り組めています。もしかしたら、若い頃より好奇心旺盛になっているかもしれません。

若い頃は、研究に関わること以外は興味を持つ余裕がありませんでした。しかし、定年を機に、もっといろいろなことを知りたい、体験したいという思いが強くなったのです。

こうして楽しく毎日を過ごせているのも、頭がクリアであればこそ。そして、それは散歩のおかげだと思っています。