瞑想と片付けで心をスッキリ
―― 現在、心身を維持するために心がけていることはありますか。
高田:瞑想の時間を持つことです。私は自分でも認める「ネガティブな性格」で、それを公言して友人にも笑われているのですが、どうしても、ものごとを考え過ぎてしまうんです。何か、予測できないことに直面して、パニックになる瞬間もいまだにあります。でも、瞑想を習慣にするようになって、それまで消化できないでいた、自分のネガティブさ、もやもやした不安などにとらわれることは、少なくなりました。
―― 瞑想は、どのようにするのでしょうか。
高田:いわゆるマインドフルネスだと思うのですが、意識を呼吸に還元して、頭の中でぐるぐる回っている考えを、どんどん手放していくイメージです。そうやって気持ちを整えることで、心が健康になっていくことを実感しています。
あと、私は片付けがすごく苦手なのですが、本番前のお化粧前をきれいにすることも、意識的にするようになりました。ごちゃごちゃしがちなメイクアップ道具を、順序立てて並べると、心がスッキリします。
―― 英国ロイヤルという“猛者”揃いの中で、活躍を続ける高田さんは、物腰も話しぶりも控えめです。レッスン風景の動画配信を拝見しても、みずから前に来るようなところがありませんが、どこにいても、そこに光があたったように目立っています。「ジゼル」はまさに、そんな高田さんの“ニンに合った”至高の舞台になることでしょう。そして、それとは正反対の演目「リーズの結婚」で、高田さんがどう明るく弾けるか、さらに楽しみになりました。
■英国ロイヤル・バレエ団2026年日本公演
『リーズの結婚』『ジゼル』上演が決定!
『リーズの結婚』(全2幕)
7月3日(金)~7月5日(日)埼玉県 川口総合文化センター・リリア
『ジゼル』(全2幕)
7月10日(金)~7月12日(日)東京都 NHKホール
主催:公益財団法人日本舞台芸術振興会 公演詳細はこちら