左から柚香光さん、當真あみさん、市川染五郎さん、石黒賢さん
シェイクスピアの四大悲劇の一つで、人間の苦悩を描いた傑作として愛されてきた『ハムレット』が、5月9日から東京、大阪、愛知で上演されます。2月24日、都内で製作発表記者会見が開かれ、主役のハムレットを演じる歌舞伎俳優・市川染五郎さんのほか、主要キャストの當真あみさん、石黒賢さん、元宝塚歌劇団花組トップスターの柚香光さんが出席。会見の様子をお届けします(取材・文:婦人公論.jp編集部 写真提供:松竹) 

親子3代でハムレット 

『ハムレット』は、デンマーク王子・ハムレットが、父である王を毒殺して王位に就き、王の妻である自らの母親を妃とした叔父に復讐を誓う物語。ハムレットの恋人・オフィーリア役を當真さん、母親・ガートルード役を柚香さん、叔父・クローディアス役を石黒さんが演じます。 

青を基調とした衣装と舞台に協賛する高級宝飾品ブランド「ブシュロン」のジュエリーを身につけたキャストの4人は、参加した100人の観客らに拍手で迎えられ登壇。フォトセッションを終えると、それぞれが舞台への意気込みを語りました。 

ハムレットは、染五郎さんの祖父・2代目松本白鸚さんと父・10代目松本幸四郎さんも過去に演じた役柄。染五郎さんは白鸚さんがハムレットを演じた時に身につけていたという指輪を譲り受け、初のハムレットに臨みます。 

染五郎さんは「本当にハムレットという作品は、私の家にとりましてとても大切な作品でございまして、その作品に挑戦させていただく第一歩を踏み出せることをとてもうれしく思っております」とあいさつ。 

祖父から受け継いだ指輪について「本番でもつけたいと思って譲ってもらいました。お守り代わりのような感じで、今日もつけさせていただいております」と話しました。