「しがみつくのははしたない」と思う
人は不安になると、つい何かにしがみつこうとしてしまいます。しかしまず大切なのは、「しがみつくという行為そのものが、実はとても“はしたない”ことなのだ」と理解することです。
しがみつきの典型例として、私はよく子どもを挙げます。親が自分の不安や寂しさを埋めるために子どもに依存して生きる――これはもっともはしたない在り方の一つです。たとえば、「老後が心配だから子どもを持ったほうがいいのでは」などと思うのであれば、それは「自分を世話してくれる存在を産んでおこう」という発想と同じで、非常に危うい考え方です。
もちろん、この記事を読む多くの方は、そのような意図で子どもを持ったわけではないでしょう。だからこそ、子どもが巣立った後はしがみつかずに、「子どもは子どもの人生を歩めばいい」と静かに見守る姿勢が大切なのです。
※本稿は、『家運隆昌-幸運を招き入れる暮らし方』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。
『家運隆昌-幸運を招き入れる暮らし方』(著:江原啓之/中央公論新社)
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