100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第120回は「マックスパパの特等席 娘たち編」です。
今日のシシィは…
『エリザベート TAKARAZUKA30周年 スペシャル・ガラ・コンサート』も、残すは名古屋御園座公演の3日間となりました。
今回稽古場では、エリザベート役の5人の個性豊かな娘たちとご一緒しました。
プロローグのすぐ後に歌われるナンバー「パパみたいに」。
この場面で、純粋で無邪気な少女シシィ(幼少期のエリザベート)が、とびきりの笑顔で笑い、飛びまわる光景は、パパにとってはまさに至福のときです。
彼女たちが投げかけてくる芝居の球は新鮮で、
「今日のシシィはどうくるんだろう」
という心地よい緊張に包まれていました。
