昼食はインスタントラーメンやレトルト食品などを活用して手軽にすませ、夜は魚を焼いたり、おでんや豚汁を作ったり、料理らしきことをやっています。

この前、たまたま娘が来ている時、夕食に親子丼を作ったところ、娘曰く「これは親子丼ではない」と。「いやいや、鶏肉と卵を使っているんだから、見た目がどうであれ、これは親子丼だ」と反論しました。(笑)

なんとか自分のことは自分でできるのは、30歳で結婚するまで、7年ほどひとり暮らしをした経験があるからです。当時と比べると今は便利なものがたくさんありますし、贅沢なご馳走を食べたいなどと思わなければ、なんとかなるもの。

ただ、この歳になると、部屋の中での移動もそろりそろり。何をやるにも時間がかかるので、朝食の準備に30分ほど費やします。

朝食は、朝の連続テレビ小説を見ながら。今期は、小泉八雲と妻のセツさんがモデルの『ばけばけ』ですね。僕は以前、ラフカディオ・ハーンをモチーフに『怪談』という小説を書いており、その中で彼の伝記や作品も紹介しているので、ちょっと詳しい。

ですから、「ほぉ、史実をうまくフィクションにしているな」とか、「セツ女はもう少し落ち着きがある女性だったんじゃないか。でも、女優さんの笑顔がかわいいから、これもいいな」などと、頭の中でツッコミを入れる。これが結構、楽しいんです。