「根性」ではなく「仕組み」で増やす時代
たとえば、全米経済研究所のパターソンとスキミーホーンが行った米国陸軍での大規模な実証実験では、いろいろな方法を比較した結果、もっとも効果的で、かつ費用対効果が高かったのは、「自動加入」(自動積み立てまたは財形貯蓄)でした。
自動的に貯蓄されるように設定されている人が圧倒的に貯まった、ということです。
このように、貯蓄は「根性」ではなく「仕組み」で増やす時代です。
あなたの金融リテラシーが「貯蓄額」に直結するためには、この「天引き」のような行動を後押しする仕組みが非常に重要です。
まずは「給料日翌日に自動で移す」を一つ決めて、生活をそれに合わせる。これだけで、貯蓄はぐっと現実的になります。
今日から、お給料が入ったらまず貯蓄する仕組みをつくってみませんか?
ちりも積もれば山となる、未来のあなたがきっと感謝しますよ!
出典: Dholakia, U., Tam, L., Yoon, S., & Wong, N.(2016). The Ant and the Grasshopper: Understanding Personal Saving Orientation of Consumers. Journal of Consumer Research, 43(1), 134-155.
Patterson, R. W., & Skimmyhorn, W. L. (2022). How do behavioral approaches to increase savings compare? Evidence from multiple interventions in the U.S. Army (NBER Working Paper No. 30697). National Bureau of Economic Research.
※本稿は、『科学的に正しい[お金が貯まる]習慣』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
『科学的に正しい[お金が貯まる]習慣』(著:堀田秀吾/扶桑社)
本書は、ハーバード、オックスフォード、スタンフォード、コーネル、シカゴ…など世界の名門大学の研究で証明された「科学的にお金が貯まる習慣」を厳選して紹介。
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「何度やっても続かなかった」という方にこそ読んでほしい一冊です。




