「毎月節約しようと思っても続かない…」「貯金しようと決意しても、気づけば残高がゼロ…」こうした悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。明治大学教授の堀田秀吾先生は、「お金が貯まらないのは、私たちの脳や心には、知らないうちに貯蓄を妨げる『クセ』が仕込まれているから」と語ります。そこで今回は、堀田先生の著書『科学的に正しい[お金が貯まる]習慣』から抜粋し、世界の名門大学の研究で証明された「科学的にお金が貯まる習慣」をご紹介します。
貯蓄目標は「目的派」か「手段派」かで変わる
いざ夢のための貯蓄を考えた場合、「よし、今年は30万円貯めるぞ!」と金額まで具体的な目標を立てる人もいれば、道のりが具体的に見えすぎてしまうことで挫折につながってしまう人もいます。
そうした人はあえて「とにかく貯めよう」と、ざっくり構えるほうが良い場合もあります。
どちらが正しいかは、実は、「人による」のです。
南カリフォルニア大学のウルキュメンとヴァージニア大学のチーマは、被験者の貯蓄目標の捉え方(目的から考えるタイプ=「なぜ貯めるのか」と、手段から考えるタイプ=「どうやって貯めるのか」)と貯蓄目標の「具体性」(「金額まではっきりと設定するか、あえて数字を決めないか」)との関係を調べました。