岐阜城には幽霊が出る

だからだろうか、岐阜城には幽霊が出るとの噂があった。

岐阜城には、道三に殺された長井氏や道三、義龍、さらに信長の子供たちの幽霊も出て、そのたびに城内の人々は震え上がったという。

関ヶ原合戦後、慶長6年(1601)に、徳川家康は娘婿の奥平信昌に美濃で10万石を与えたが、こういった噂に怯えたからだろうか、信昌は岐阜城には入らず、新たに加納城を築き、そこを居城とした。

※本稿は、『名城怪談』(エクスナレッジ)の一部を再編集したものです。

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名城怪談』(著:田辺青蛙、監修:北川央、イラスト:うめだまりこ/エクスナレッジ)

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