手前から、「塩うどん」と「にらうどん」各1000円。奥が「浅漬けキャベツとメンマのかき揚げ」400円と、「ふつうのささみ天」300円。ブレンドした塩と米油で作る塩だれで和えた塩うどんは、麺の旨みをダイレクトに味わえる。にらうどんには、口直しの冷たい出汁が付く
デートや家族・友人とのお祝いに、自分へのごほうびに。ちょっと贅沢したいランチにおすすめのお店を、食の専門家たちが紹介する連載『ごほうびランチ』。今回紹介するお店は、東京・三田にあるうどん店「自家製麺へんくつ」です。(撮影:上田佳代子)
新食感のうどんとサクサクの天ぷらを味わう
丼を覆う緑鮮やかな〈にらうどん〉に、艶やかな光沢を放つ冷製〈塩うどん〉――。意表を突く発想で、今話題沸騰中なのが、三田に今年の元日にオープンした「自家製麺へんくつ」だ。
「うちのうどんは、コシよりも小麦の旨みを大切に考えています」と語るのは、ご主人の山本征児さん。それだけに、粉にも一家言あり。絹のように滑らかでもっちり感のある〈きぬあかり〉や、もちもち感全開の〈もち姫〉など5種の小麦粉を、メニューによって配合を変えて打ち分けるほか、二晩熟成させることで粉の旨みを引き出している。
新メニューの「汁なし坦々うどん」1100円。塩うどんと同じ麺を使用。芝麻醤をベースに辛さは控え、やや甘みのある甘酸っぱい味わいに仕上げている。胡麻だれのコクが引きのある麺とよく絡む。このほか、シンプルな「かけ」や「冷かけ」、「釡玉」などがある。支払いはキャッシュレスのみ
一番人気は〈にらうどん〉。客の7割が注文するという人気の秘密は、麺はもとより出汁の秀逸さにある。
鰹と鯖節をベースに宗田節や真昆布などをブレンドした出汁は、それだけで美味。だが、ここに熱々の黒毛和牛の脂をかけるのがミソ。にらの風味が一段と際立ち、立体的な美味しさを生み出している。
また、塩だれで和えただけの〈塩うどん〉はやや平打ちの麺。滑らかなもちもち食感のなかに、粉本来の甘みを感じさせる秀作だ。新たなうどんの魅力をぜひ。
「自家製麺へんくつ」店内写真
自家製麺へんくつ(じかせいめんへんくつ)(東京・三田/うどん)
●住所:東京都港区芝5-24-7
●電話:なし
●営業時間:昼/11:30~16:00、夜/18:00~20:00(日曜・祝日は11:30~18:00) 土曜休
●メニュー:昼夜/ふつうのうどん800円、ふつうの冷かけうどん800円、釡玉うどん800円、そのまま食べて欲しい小松菜のかきあげ500円、なめこのかきあげ350円など
●アクセス:都営地下鉄三田駅より徒歩3分、JR田町駅より徒歩4分
●公式X:https://x.com/UDON2026
●住所:東京都港区芝5-24-7
●電話:なし
●営業時間:昼/11:30~16:00、夜/18:00~20:00(日曜・祝日は11:30~18:00) 土曜休
●メニュー:昼夜/ふつうのうどん800円、ふつうの冷かけうどん800円、釡玉うどん800円、そのまま食べて欲しい小松菜のかきあげ500円、なめこのかきあげ350円など
●アクセス:都営地下鉄三田駅より徒歩3分、JR田町駅より徒歩4分
●公式X:https://x.com/UDON2026

