愛される人の共通点 

こうして思い返してみると、また会いたいと思わせる人、誰からも自然に愛される人にはやはり共通点があります。 
能力や、目を引く美しさや華やかさ、そういったものももちろん魅力のひとつではありますが、どうやらそれだけではないようです。   

日々の「在り方」が、とても誠実で、自然体であるということ。 

この自然体というのがなかなかのくせ者です。 
意識をした瞬間に、だいたい私は「不自然体」になります。 
自然にいこうと思った時点で、もうすでに不自然。 
せめて気さくに見せようと頑張ると、なぜか一歩引かれます。 
本人はにこやかにしているつもりなのですが、どうやら圧だけはしっかり届いているようです。 

それでもやはり、人はその人の「佇まい」や、にじみ出る「誠実さ」に心を動かされるのだと思います。 
相手によって態度を変えないこと。 
自分を大きく見せないこと。 
できるだけ機嫌よくいること。 
思いやりを当たり前のように差し出せること。 

言葉にすると簡単ですが、これをいつでも、誰に対しても自然にできる人は、じつはそう多くありません。 
だからこそ、そういう人に出会うと、心に残るのです。 
また会いたい。 
もう少し話してみたいと。   

また会いたいと思わせる人、誰からも自然に愛される人とは、特別なことをする人ではなく、相手の心に静かな居心地のよさと、小さな温かさを残せる人なのかもしれません。 
私もそんなふうに、誰かの心をほんの少し軽くできる人でありたいと思います。 

とはいえ、
「なんだかとっつきにくい、こわそうな人」 
などと思われることが多い現実。

せめて、 
「思ったより、こわい人ではなかった」 
くらいには思っていただけるように。

そのあたりを、当面の目標にしておこうと思います。 
 

エリザベートガラコンサートの楽屋にて。 椅子が動かないと言っていた私に、宇月颯さんが愛の手を差し伸べてくれました(笑)

 

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