少し状態が良くなると手術、の繰り返しはつらかったが、頑張れたのは親身になって治療をしてくれる主治医と看護師さんのおかげだった。
特にトイレの付き添いから毎日のシャンプーと清拭(せいしき)など、昼夜を問わずきめ細かなケアをしてくれた看護師さんには感謝してもしきれない。
ただ皆さん常に忙しそうで、トイレや歯磨きのたびにナースコールを押すのが心苦しく、車椅子で自由に動ける院内自立の許可が下りたときは心底ホッとした。
計3回の手術を経て、1ヵ月半で無事退院。この手記を書いている今は、退院してそろそろ2ヵ月になるところだ。退院後は夫が仕事をリモート中心に切り替え、リハビリの付き添いから傷の手当て、料理を含む家事全般まで担当してくれたため、とても助かった。
入院中は主治医の「順調に回復していますよ」という言葉が支えになったが、退院後は褒め上手な夫の「だいぶむくみが落ち着いたね」とか「歩き方がスムーズになってきたよ」という、ちょっとした一言に元気をもらっている。