ぱっと頭を切り替えるためにできること

もう一ついうなら、金曜日の仕事終わりのときに、「ああ、良かった。ここまでできた! 来週はこんなことをぶちかましてやるぞ!」というふうに、プラスの気持ちをくっつけておくと、不思議と翌週のモチベーションも上がりやすくなります。たとえ気持ちはすっきりしていなくても、「すっきりした」と言ってしまうのがポイントです。

よく運動などで頑張りすぎて最後にヘトヘトになると、次回以降のモチベーションが下がる、というのはよくいわれる話です。これと同じで、その週の仕事終わりをマイナスではなく、プラスのイメージで締めくくっておくのです。金曜日の仕事終わりに仲間と飲みに行って楽しい時間を過ごすというのも、その週をプラスで終わる、という意味合いがあるともいえます。

また、月曜の朝、ぱっと頭を切り替えるためにできることはいくらでもあります。たとえば、月曜の朝が楽しみになるように、プチ贅沢朝食を楽しむのも良いかもしれません。

また、朝起きたときは憂鬱でも、気持ちを切り替えるスイッチのチャンスはたくさんあります。歯を磨いて着替えて、靴を履いて、会社に着くまでの道のり、エレベーターのドアを開ける瞬間など、会社へのルーティンの通勤ルートの中で、いつのまにか気持ちは切り替わっていくものです。

一方で、リモートワークでは切り替えが難しくなるので、仕事を始める前に机を片付けてキレイに拭く、など何らかのルーティン作業を入れるのも良いでしょう。

※本稿は、『脳を乗っ取る感情(アイツ)からあなたを守る方法』(日経BP)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
「プレゼンが怖い」「大事な場面で失敗したら…」緊張に弱いのは脳のクセ…?脳科学者が語る「不安を払拭する4つの方法」
ネガティブ思考は〈脳の衰え〉につながる? 精神科医「ある調査では楽観的な人の寿命は、悲観的な人よりも10年長く…」
高齢でも脳が若々しい人の<6つの健康習慣>とは?「日中の過ごし方を工夫し睡眠の質を上げる」「小さな幸せを探して、幸福感を高める」

脳を乗っ取る感情(アイツ)からあなたを守る方法』(著:篠原菊紀/日経BP)

あなたの脳「感情(アイツ)」に乗っ取られていませんか?

不安や緊張、怒りやイライラにさよなら!

脳のクセを見抜き、うまく「コントロール」して身を守る方法を解説。