腸内環境を整えることも重要です。発酵食品や食物繊維などを積極的に取り入れるなど、家庭でできる改善方法はいろいろあります。尿臭や便臭を抑えたり、腸内環境を整えたりするサプリメントやゼリー、食物繊維が摂れる飲料など、便利な市販品もいろいろ出ているので、試してみてもいいかもしれません。
頻尿も原因によっては病院で治療することも可能。また、先に紹介した排尿日誌と水分摂取も含めた食事日誌を一緒につければ、水分摂取量が適切かどうかを確かめられます。
市販の紙おむつはパンツ式やテープ式、尿取りパッドなどさまざまなタイプがあり、サイズや吸収量も幅広く展開。尿量は人によって異なり、日中と夜間でも違うので、どのおむつや排泄介護品が適切かなど、わからないことは介護士や看護師、介護用品の専門家などに気軽に相談してください。各おむつメーカーのフリー相談ダイヤルもあります。
どんな困りごとでも解決策はあるものです。大事なのは決してひとりで抱え込まないこと。私自身、「私と母、どちらが先にダメになるかを競っているようだ」と感じるほど壮絶な時期もあったものです。
母の介護中は、本当に多くの方々に支えてもらいました。最終的には「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」という介護保険のサービスを活用。地域の合同会社のスタッフが朝昼晩の毎日3回、短時間ずつやってきて、排泄や食事の介助を担っていただいたのです。
母が寝たきりになってからはヘルパーさんのサポートも受けながら、24時間態勢で体位交換し、褥瘡(じょくそう)(床ずれ)ができないように努めました。
