なかでも好きなのが読書。子どもの頃から書店に行くのが楽しみでした。ジャンルを問わず、単純に装幀やタイトルに興味を持って手にとることも。
お気に入りの作家は、中学生の時に知った江戸川乱歩です。『怪人二十面相』のような人気作品ももちろん面白いのですが、グロテスクでアングラな世界観を持つ短編に惹かれた記憶があります。
今でも、自分で買うのは日本の古典文学や、文豪と呼ばれる人の作品。時には『日本書紀』まで遡ったりしますよ。(笑)
絵を描くのも昔から好きで、24年には個展を開催させていただき、昨年は『ボクのいろ』と題した絵本を上梓する機会にも恵まれました。でも、両親は特に読書好きでもアートに造詣が深いわけでもなくて。親からは、「なぜこういう子に育ったのかわからない」と言われます(笑)。
そんな環境で夢中になれるものにめぐり合えたのは、やってみないと合うか合わないかもわからないからと、僕が興味を持ったことは何でも挑戦させてくれた親のおかげ。
なかには、道具を揃えてもらったのに、1週間という驚きの早さで習うのをやめてしまったホッケーなどもありますが……。興味や出会いの間口を広げてくれたことに、感謝しています。