「引っ越しがめんどくさい」、「新しい環境がめんどくさい」など、様々な場面でめんどくさいと感じる、やらなければと分かっていても最初の一歩が重くて動けない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。精神科医であるゆうきゆう先生は「『めんどくさい』という感情を否定する必要はありません。その感情をうまく使う方法があるからです」と語ります。そこで今回はゆうき先生の著書『めんどくさいは、あっていい。「めんどくさい」を活かす究極の方法』より一部を抜粋してお届けします。
「めんどくさいから身体を動かさない」とどうなる?
「めんどくさいから寝っ転がったまま」
「めんどくさいからなるべく歩かない」
「めんどくさいから運動しない」
この選択は体力も使わないし、疲れないし、何より楽です。ただ、人間の身体は、「使わない機能から優先的に削られる」仕様になっています。
「別に寝たきりなわけじゃないし」
「ちょっと動かない日が続いただけ」
そう思っていても、動かない期間が続くだけで、体力・筋力は想像以上に落ちていきます。
・以前より疲れやすくなる
・姿勢が崩れやすくなる
・「立つ」「歩く」「かがむ」といった動作が地味にしんどくなる
こういった変化が、静かに進んでいくのです。
さらに怖いのは、これは「自覚しにくい」ということです。
ある日突然ガクッと落ちる、という形であればわかりやすく、危機感も感じやすいものですが、そうではなく「なんとなく前よりしんどい」という形で進行します。
その結果、「前より動くのがしんどい → 余計にめんどくさい → 動かない →体力が落ちる → さらに動きたくなくなる」という悪循環に陥りやすくなります。