彩度を抑えた「和の色」が、大人の肌を明るく照らす
大人世代になると、着物に使われるような落ち着いた和の色合いのほうが、お顔映りを美しく見せてくれることも。
洋服の色は、比較的はっきりした色合いが多いかと思います。洋服の背景にあるのは自己を主張する文化です。だから目立つように体のラインを強調する、また、色も鮮やかな色、彩度の高い色が多いのです。
しかし年齢を重ねると、肌の透明感が薄れ、髪に白いものが現れ、肌色のコントラストも薄れてきます。つまり、色の彩度(グレーを混ぜる度合いで決まる)が低くなってくるのです。
一方で、日本の色を思い浮かべてみてください、例えば桜色は、洋服によく使われる彩度の高いピンクにグレーを混ぜた色をしています。
他にも藤色、藍色、利休茶、薄鼠、萌黄色…、どれも洋服によく使われる色に比べて彩度が低い。日本人が培ってきた和の文化は周りとの調和を重んじることから、和の色は周囲に溶け込みやすい、いわゆる中間色が多いのです。
着物の色、すなわち和の色は、大人色のお肌を引き立ててくれるのです。
