国産初の手術支援ロボット

新しい国産初の手術支援ロボットhinotoriが2022年に導入される。国内のメディカロイド社(川崎重工とシスメックスが共同出資)が開発したロボット手術機で、アーム関節がダビンチより一つ多く、動きがより滑らか。アームがスリムでアーム同士の衝突を自動回避できた。日本人の体格に合わせた作りとなっていて高制御プログラムを備えるなど高い安全性も自慢。国内メーカーなので機械の操作感変更などのアップデートも容易に可能。

余談だが、hinotoriの名前は、漫画家・手塚治虫さんの名作『火の鳥』に由来していて、医師免許も持つ手塚さんへのリスペクトと作品中の不死鳥・火の鳥のように「命と向き合い、医療従事者を支えたい。火の鳥と同様に再生や命の尊さを大切に、人の命を助けるロボットになって欲しい」と開発チームが手塚プロに直接説明し、賛同を得て命名されたという。

私はこの話を川崎重工の取材をしていて聞き、開発者のみなさんの心意気と手塚プロの粋な計らいに胸が熱くなった。

※本稿は、『病院がなくなる』(ビジネス社)の一部を再編集したものです。

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