習慣化で無理なく脱・浪費
では5つの性格にはどのような特性があるのでしょうか。
Aは「外向性」が高い人。このタイプは、社交的で人との交流が好き。ただし、他人と比べてしまいがちで、「貯蓄額で負けている」などと感じた途端に節約への意欲を失う傾向も。
Bは「協調性」が高めな人。優しくて思いやりがあり、周囲の人への配慮もきめ細やか。一方で、みんなが同じモノを持っていると「私も欲しい!」と流されやすいのが玉にきず。
Cは「誠実性」の強い人。計画的で、責任感があるしっかり者。節約も得意ですが、「今月中にX円貯める」などハッキリとした目標を決めると、よりムダづかいを減らせるタイプ。
Dは「神経症的傾向」のある人。不安を感じやすく、石橋を叩いて渡る慎重派。当てはまる方は、クレジットカードやスマホ決済ではなく現金を使い、支払いの「痛み」を体感することで、衝動買いを防ぎやすくなります。
最後のEが「開放性」の高い人。好奇心が強く、新しいことに意欲的なタイプ。楽しみが目の前にあると我慢できず、浪費に走ってしまう傾向も……。
あなたは、どの《性格特性》に当てはまりましたか? 次ページから、それぞれに適した「脱・浪費行動」を紹介します。
ただし、この分析法は血液型診断のように、「あなたはこの性格」と一つに決めつけるものではありません。たとえば「外向性」と「開放性」のチェック数が同じなら、両方の特性をあわせ持つと考えられます。その場合は、それぞれの性格特性マークが付いた解説を参考にしてください。
《性格特性》別おすすめ「脱・浪費行動」につづく
堀田秀吾
明治大学教授
シカゴ大学大学院言語学部博士課程修了、オズグッドホール・ロースクール修士課程修了・博士課程単位取得退学。心理言語学、法言語学、コミュニケーション論を専門とし、学術的な知見を「今日から使える知恵」に翻訳することをライフワークとし、著書は70冊を超える。56万部を突破した『科学的に証明された「すごい習慣」大百科』(SBクリエイティブ)のほか、『科学的に元気になる方法集めました』『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』など、科学の力で日常を変えるシリーズは累計137万部を突破。NHKラジオ「ラジオ深夜便」レギュラー・パーソナリティをはじめ、ラジオ・テレビ・新聞・雑誌・WEBなど多彩なメディアで、専門家としての視点を発信中。